iPhoneのエクスプレス交換サービスってバッテリー交換でも利用できるの?

Apple
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iPhoneで修理の際に利用できるエクスプレス交換サービスってご存知ですか?

簡単に概要を説明すると、iPhoneの修理が必要になった際に、修理を受け付けている店舗に出向くことなく電話やチャット問い合わせでの連絡で、新しいiPhoneを自宅に届けてくれる。というサービスで、Appleから発送された新しいiPhoneは宅配で運ばれてくるので修理が必要になったiPhoneを玄関先で交換して渡して、完了するというスマートなんだか原始的なんだかわからないサービスです。

バッテリーの交換でエクスプレス交換サービスを受け付けてくれた方とできなかった方がいるようです。
詳細は下記に書きましたが私の場合はできました。

近隣にApple Storeの修理拠点が1つもない私の場合、これ以外の選択肢だと郵送修理のみになってしまい手元にiPhoneがない期間ができてしまうので修理の際はこちらを利用しています。

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どんな場合に使えるの?

例えば利用していたiPhoneのディスプレイが割れてしまったから修理したい。などの破損修理の場合や、自然故障の場合のような場合は通常該当すると思われます。ですが、利用した個人的な感想としては、担当者の判断によるところが多いと感じます。

私が確認した限りだと、Apple公式サイトにも明確な利用条件が明記されていないのでわかりにくいです。

参考:
iPhone エクスプレス交換 – Apple サポート
iPhone 修理サービス Q&A センター – Apple サポート
Legal – エクスプレス交換サービス規約 – Apple

料金は?

Appleがエクスプレス交換サービスの利用を認めてくれて、申し込みをした場合、Apple Care+に加入している場合は利用料は無料で利用できます。未加入の場合は利用料が修理費用とは別途で3,300円必要となります(2018年7月現在)。なのでApple Care+に加入している場合は、2年間は破損の場合も最大11,800円、自然故障の保証、バッテリー交換の無料などが受けられるため、エクスプレス交換サービスを利用するデメリットはほぼないと言えます。

逆にApple Care+に未加入の場合は、破損修理の場合は修理費用の実費とエクスプレス交換サービス利用料が発生しますし、自然故障の場合で修理代金は無償修理となった場合も、エクスプレス交換サービスの利用料は発生することになります。

利用にはクレジットカードが必要

エクスプレス交換サービスを利用するには、Apple Care+加入に関係なく、クレジットカードの与信枠を一時的に確保されます。要は、Apple側としたらユーザーが返してくれるiPhoneが本当に申告通りの状態なのか。もしくは宅配で受け取りの際、旧iPhoneを返却してくれるのか。ちゃんと確認できるまでは、その担保として一時的にクレジットカードの与信枠を確保しますということになります。

基本的に申告にない破損や水濡れなどがなければ、Appleが旧iPhoneを受け取り確認した時点で与信枠は解除されます。与信枠はiPhoneのモデルによって異なります。

ここで疑問になったのがiPhoneのエクスプレス交換サービスってバッテリーの交換の時にも使えるの?

ということなんです。上記で話した通り、私が確認した限りではAppleの公式サイトを確認してもバッテリー交換の際に利用できるのか明記されていないので、どうなんだろうとずっと思っていました。

そして「iPhone エクスプレス交換サービス バッテリー交換」とかで調べてみると、できなかったという人がいるんですよね。

だけど、Appleの公式サイトにははっきりとApple Care+の特典のひとつですって書いてあるんですよね。

エクスプレス交換サービスとは?エクスプレス交換サービスは AppleCare+ の特典の一つです。新品または新品同様の iPhone を宅配便でいち早くお届けし、その場でお客様の iPhone と交換させていただく便利なサービスです。エクスプレス交換サービスをご希望のお客様は、Apple にお電話でご連絡ください。

参考iPhone エクスプレス交換 – Apple サポート

バッテリーの交換が無料なのも、Apple Care+の特典であるわけだから、エクスプレス交換サービスも特典のひとつであればバッテリーの交換時でも利用できるように読み取れます。
また、Apple公式サイトの「修理サービス料金」のページにはこうも記載されています。

ご注意
画面の修理やバッテリーの交換をお申し込みになると、修理サービス料金の上限額 (交換機価額) がお客様のクレジットカードの与信枠として一時的に確保されます。もし修理の過程で追加の損傷が見つかった場合は、この与信枠がその損傷の修理費にあてられます。追加の損傷がない場合は、お申し込みになった画面の修理やバッテリー交換に対する料金のみが請求されます。

エクスプレス交換サービス
エクスプレス交換サービスは AppleCare+ の特典の一つです。

参考iPhone 修理サービス料金 – Apple サポート

上記文章の交換機価額とはエクスプレス交換サービス利用時の話だと思うので、この文章を読む限りバッテリー交換でも利用できそうな気がします。

Apple電話して確認するのも面倒だし機会があったら聞こうと思っていたのですが、先日、家族のiPhone6sが機種変更して2年になる時期だったので、Apple Care+の保証期間が終わる前にバッテリー交換しておいたら?という話で実際にAppleに問い合わせてみました。どうなったかというと、

あっさりとバッテリー交換でエクスプレス交換できた

結論から言うとできました。あっさりと。最初は担当の人はiPhoneのバッテリー診断を遠隔で行います。という事だったのでそれに従って指示通り設定を進めたのですが、何度か試してもこちら側のiPhoneの画面では診断情報を送信できませんでした。というエラーになるのに、Apple側は情報は来ていて、バッテリーも劣化が全くないから交換しなくてもいいですよ〜という話しぶりで、いやいや2年も使っているし一度もバッテリーを交換していなくて、しかもバッテリーが半日ともたないんですよ。という説明のやりとりはありましたが、その後すぐバッテリー交換に応じてくれて、エクスプレス交換サービスでの利用も聞いたところ可能と案内されました。

私の場合近隣に全くAppleの修理サービスがない地域だからというのもあるかもしれません。

スタッフ(担当者)によるのか?

担当者によって変わるのは正直いいのか?と思いますが、スタッフの裁量が大きく与えられているんでしょうか。日本のサービスではむしろ統一されていて柔軟さはありませんが逆にアメリカの会社らしいといえばらしいのかもしれませんね。