皆さんはYouTubeは知っていますか?おそらくかなりの人が知っていると思われるサービスですが、そのYouTubeはGoogleが母体となって運営されている世界最大の動画共有サービスです。
最近なんかはYoutuberなんていう言葉もありますが、YouTubeといえば、アーティストのPVや音楽を聴くために利用している!という方も多いのではないでしょうか。
そんなYouTubeといえば基本はやはり動画サイトなので音楽を聴く目的でも動画が必ず再生されるわけですが、今回新たにYouTube Musicと呼ばれる音楽ストリーミングサービスが2018年9月より日本国内で開始するという噂があります。
YouTube Musicとは?
YouTube Musicとは現在皆さんがYouTubeと聞いて思い浮かべるのは無料で動画が視聴できるサイト、というイメージだとは思いますが米国では2015年にYouTubeの有料版、YouTube Premiumと呼ばれるサービスがリリースされています(元YouTube Red)。
一定の料金を支払う事で広告が表示されなくなったり、音楽のバックグラウンド再生やダウンロード再生をすることができます。YoTube Musicとは、YouTube Premiumに含まれている機能であり、YouTube Music自体は音楽再生に関するサービスが独立して提供されるサービスになります。
無料版と有料版がある
YouTube Musicには広告が入る代わりに無料で利用出来る無料版YouTube Musicと、月額9.99ドルで広告なしやダウンロード再生などフル機能で利用出来る有料版YouTube Music Premiumがあります。
更に2ドル追加で11.99ドル支払うことでYouTube PremiumとなりYouTube上の動画も広告なしで利用出来るなどの機能が追加されます。
YouTube版Spotify
無料で広告ありの音楽が視聴できるサービスといえば、Spotifyが有名ですがYouTube MusicはSpotifyを意識して提供されると思われます。
いわばYouTubeがSpotifyに競合するために開発されたサービスと言えます。ただし、Spotifyが無料版でもバックグラウンド再生ができるのに対し、YouTube Musicでは現状バックグラウンド再生ができません(有料版のみ)。
同じ音楽ストリーミングサービスのGoogle Play Musicの機能を統合したようなサービスになり、金額自体も同額。Google Play Music月額会員の方はYouTube Music Premiumもそのまま利用出来るようです。
いくつかサービスの名前が出てきたので表にしてみます。
YouTube Music | YouTube Music Premium | YouTube Premium (YouTube Music Premiumの機能を含む) | |
金額 | 無料 | 99.9ドル | 11.99ドル |
音楽再生時の広告 | あり | なし | なし |
動画再生時の広告 | あり | あり | なし |
ダウンロード、バックグラウンド再生 | 不可 | 可能 | 可能 |
YouTube Premiumオリジナル動画の視聴 | 不可 | 不可 | 可能 |
日本では2018年9月サービス提供開始?
繰り返しになりますが現在のところ日本では利用できません。2018年8月16日現在の提供国はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、韓国、オーストリア、カナダ、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ロシア、スペイン、スウェーデン、イギリス。
日本でも2018年9月にサービス開始との噂
日本でも9月にサービス提供開始との噂が聞こえてきますが、大きく出遅れた感のあるGoogleの音楽ストリーミングサービス。
YouTubeで音楽を聴くという新しいスタイルを最初に作り出したYouTubeだからこそ出来る斬新なサービスを期待します。