TaoTronics SoundLiberty 92をレビューします。
音質必要十分、つけ心地最高よしなので気軽に音楽を聴けるところが最高です。
個人的にはカナル型(AnkerのLiberty Neoのような耳栓タイプ)よりもインナーイヤー型(AppleのAirPodsのProじゃない方やこれから紹介する製品のようなタイプ)の方が好きです。
意外とカナル型の閉塞感というか、外の音が全くしない息苦しさが苦手という人多いと思う。
同じようにカナル型が苦手という方は、今回のTaoTronicsのSoundLiberty 92はかなりおすすめです!
あまりAirPods以外のインナーイヤー型ってなぜか少ないんですよね。無名メーカーのものばかりで。
今回は待望の(自分の中で)インナーイヤー型イヤホンTaoTronics SoundLibery 92が発売されたのでレビューしてみます。
TaoTronics SoundLiberty 92
今回レビューするSoundLiberty 92のスペック表はこんな感じです。
製品名 | SoundLiberty 92 |
発売日 | 2020年7月31日 |
価格(セール等で変動の可能性あり) | 4,999円 |
連続再生時間(イヤホン本体) | 5時間 |
最大再生時間(本体ケース使用時) | 30時間 |
重量 | 33.6g |
イヤホンの重量 | 4.7g |
Bluetooth | 5.2 |
防水性 | IPX7 |
対応コーデック | AAC,SBC |
充電端子 | USB Type C |
連続再生時間なども悪くないスペックだと思います。対応コーデックが人によってはAACまでしか対応していないのがきになるという方もいるかもしれませんが、自分が利用した限りでは遅延や音質含め不満を感じていません。
他社製品にaptx対応インナーイヤー型のSoundPeats社のTrueAirもありますが個人的にはこちらの方が良かったです。
(TrueAirはスマートフォンと接続していて遅延似た変な動きをしたり早送りになるような動作があったり、イヤホンをフタにしまう順番で接続の親機が変わったりと動きが好きになれなかった)
SoundLiberty 92の開封
こちらSoundLiberty 92の箱です。写真だとわかりづらいですがかなり小さいです。
オレンジの部分をつまんでスライドして引き出す構造になっていました。
オレンジの箱のフタを開け、さらに引き出したところ、すでに製品のマニュアルが曲がっていました!
中身を取り出すとこんな感じです(マニュアル曲がってる)。
マニュアルの後ろでは本体を保護していた包みがはみ出しているなど、梱包が少し雑な感じはありました。
本体の登場です。
同梱物は
- 本体
- USBケーブル Type C
- マニュアル、保証書
となっていました。Type Cケーブル対応で、ケーブルも付属しているのはありがたいです。
SoundLiberty 92の本体とSoundCore Liberty Neoとの比較
近いサイズであるAnkerのSoundCore Liberty Neo 第2世代とサイズ比較してみました。
SoundCore Liberty Neo 第2世代も結構小さいんですが、TaoTronicsのSoundLiberty 92の方が横幅が抑えられている丸みがあるデザインで手に握ってもすごく馴染み、小さ!て感じやすいと思います。持った雰囲気はやはりAirPodsに似ていますね。
質感はマットな感じで、全体的につや消しになっています。個人的にはデザインもかっこいいと感じました。真ん中のTaoTronicsロゴの上にLEDが設置されています。
個人の感想ですが音質的にはSoundCore Liberty Neoの方が全体的にクリアで音の粒がはっきりしていて気持ち解像度が高いメリハリのある音がなっています。SoundLiberty 92の方は全体的にフラットで若干低音に厚みがある音で、聞きやすい音ですね。クセがなく聞きやすい音質だと思います。
フタを開けるだけでペアリング完了
フタを開けるとこんな感じ。ちなみに一度ペアリングしているとフタを開けるだけでスマートフォンと接続完了します。SoundCore Liberty Neoとは違いイヤホン部分を取り出す前にペアリング完了しています。不安定さは全くなく、フタを開けると毎回しっかり接続してくれます。フタの開け閉めもぱちっとしていい感じです。
イヤホンの装着感は快適、しかし運動やランニングには不向き
イヤホン本体のデザインです。独特のくぼみがあり、このくぼみが耳に引っかかり安定させやすくしているそうです。
やはりインナーイヤー型だけあって装着しているのを感じないぐらいつけ心地はいいです。
そして普通に音楽を聞きながら外部の音が聞こえるので、ながら作業に向いています。
その分音漏れはカナル型に比べれば多少しやすいので人が多いところでは気をつけなければなりませんが、個人的には思ったほど音漏れしませんでした。
カナル型のワイヤレスイヤホンにありがちなどんぐりみたいな形のだと、顔を横にしたりできないんですよね。
ただ、あまりこのくぼみに期待しすぎない方がいいです(していないと思いますが)。
個人的にですが外れやすさは普通のインナーイヤー型と対して変わらず、運動など少し激しい動きををすると少しずつ動いて外れてしまいました。iPhoneに付属しているイヤホン(EarPods)などと同じ感じです。
インナーイヤー型としては特別外れにくいとか外れやすい、ってこともないですね。
やはり運動などで使う場合はカナル型のSoundCore Liberty Neoなどの製品の方がおすすめです。
SoundLiberty 92は操作ボタンがタッチセンサーとなっており、イヤホンの真ん中をタッチすることで様々な操作を行うことができます。
音楽
- L/Rを2回タップ (再生/停止)
- R側を1回タップ (音量プラス)
- L側を1回タップ (音量マイナス)
- R側を3回タップ (曲送り)
- L側を3回タップ (曲戻し)
通話
- L/Rを1回タップ (電話を受ける)
- L/Rを2秒長押し (電話を終了)
音声アシスタントの起動
- L/Rを2秒長押し
それぞれ独立接続しているため片耳使用ができる
SoundLiberty 92はAirohaのチップを採用しているようで、Airoha社のMCSyncに対応しています。
ワイヤレスイヤホンによくあるのがイヤホン左右のうち片方が親機となっていてスマートフォンと接続され親機が子機側にデータを送りステレオ再生しているタイプがあります。Anker SoundCore Liberty Neoもそのタイプです。
MCsyncの場合それぞれが独立してスマートフォンに接続されるため、片方ずつ独立して使用することができ、接続切れも少なく、遅延も少なくなっているそうです。
遅延はあまり感じない
個人的にはAmazonのレビューなどで遅延で検索すると結構遅延すると書き込まれていたので、不安でしたが、予想以上に遅延はありませんでした。
Bluetooth 5.0搭載のiPhone 8やiPhone XSでの利用した限りではYouTubeやTver、Amazon Primeなどを視聴しても体感的にはほとんど映像と音に遅延を感じませんでした(個人の感想です)。
ただ、このイヤホンに限った話ではありませんがYouTubeなど動画を見る限りには問題ありませんが、シビアなDTM作業やゲームなどには厳しいと思います。
保証も12か月、さらに製品登録でプラス18か月
個人的には音質もEarPodsなどと同程度でそこそこであり、なんといってもインナーイヤー型であること、ペアリングの仕組みなど製品の作り込みもしっかりしていておすすめです。
非常にクオリティが高く使い勝手もいいので、音楽を気軽に聞くにはもってこいです。私はこれで音楽を聞く回数が増えました。
TaoTronics製品のためAmazonなど正規販売店から購入するだけでTaoTronics製品保証が12か月あります。
さらにTaoTronics公式サイトより会員登録後、製品の登録を行うと(無料)保証がさらにプラス18か月伸びます。
この価格でこのクオリティで長期保証まであるのでインナーイヤー型のイヤホンが欲しかった方や、AirPodsやiPhone付属のイヤホンが好きな方はおすすめです。