以前AnkerのSoundCore Liberty Liteを購入してレビューしていましたが、その後継機種のSoundCore Liberty Neo(第2世代)も購入したのでレビューします。
実際に数ヶ月使用してみての感想ですが・・・、
はっきり言ってこの価格でこれだけ綺麗に聴けて、機能性も必要十分、連続再生時間もアップとなれば入門機以上の満足感は得られると思います。
Anker SoundCore Liberty Neo (第2世代)
私が以前使っていたのがこの製品シリーズの初代モデルになりまして、モデル順ではSoundCore Liberty Lite > SoundCore Liberty Neo > SoundCore Liberty Neo (第2世代)となってます。
今回レビューするのは第2世代モデルでこのシリーズ最新モデルです(発売日は2019年8月23日)。SoundCore Liberty Lite(初代モデル)では価格が5,999円だったのに対して4,999円へと値段も下げてきました(2020年現在 セール等で変わる可能性あり)。
モデル名 | SoundCore Liberty Neo 第2世代 | SoundCore Liberty Neo | SoundCore Liberty Lite |
発売日 | 2019年8月23 | 2019年4月11月 | 2018年7月12日 |
価格(2020年11月時点 セール等で変わる可能性あり) | 4,999円(税込) | 5,999円(税込) | 5,999円(税込) |
連続再生時間(イヤホン本体) | 5時間 | 3.5時間 | 3.5時間 |
最大再生時間(充電ケース使用) | 20時間 | 12時間 | 12時間 |
重量 | 51g | 51g | 51g |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
防水規格 | IPX7 | IPX5 | IPX5 |
対応コーデック | AAC,SBC | AAC,SBC | AAC,SBC |
前モデルSoundCore Liberty Liteも価格に対してかなり完成度が高く、購入してからはいつもこれで音楽を聞いていました。
Ankerの製品なのでこちらの製品も当然18か月の保証もついており、不具合などにもしっかりとサポートしていただけるのでしょう。AnkerのLiberty Liteが初期不良で保証で交換してもらった手順
結論から先にいうと前モデルに比べて音のクオリティもかなり質感上がったと言うか音のツヤがあるように感じられ音質もよくなり(個人の感想です)、連続使用時間もイヤホン本体のみで3.5時間から5時間にアップするなどかなりバージョンアップしておりおすすめです!
SoundCore Liberty Neo (第2世代)のパッケージ開封
はい、外箱です。Ankerのパッケージはいつもそっけないダンボールではなくわりときちんとした外箱になってて製品への期待感も上がります。
大手メーカーの製品で何万もするような製品でも箱を含めた演出がなく期待感が上がらない製品はたくさんありますよね。
蓋を開けるとペラペラのダンボールの裏地が出てきたり。本体にお金かけてくれればいいじゃんと思うところもあるんですが、やはりiPhoneでもそうですが、しっかりした箱に入っていると本体を手にするまでの期待感が上がるものです(個人の感想です)。
ちなみに初代モデル SoundCore Liberty Liteの箱と比べるとこんな感じです(左がLiberty Lite、右がLiberty Neo第2世代)。
結構に変わっています。
開封するとこんな感じ
同梱物は
- 本体
- イヤーチップ XSサイズ、Mサイズ、Lサイズ
- イヤーウイング Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ
- 充電ケーブル(Micro USB)
- マニュアル、保証書
がセットになっています。このあたりは前モデルと同じですね。
本体はこんな感じです。少し写りがよくなくてわかりづらくて申し訳ないですが、Liberty Liteと比べると本体の質感が変わっています。
メタリックコーティングのような加工がされていて、Liberty Liteのマットな質感とは打って変わり光沢のある質感となっています。だからといって細かい傷が目立つという感じではないです。
本体ケースのフタを開けるとイヤホン本体があります。フタを開けた内部のデザインやこのイヤホン本体のデザインなどは前モデル Liberty Lite等と大きく変わりません。
ですが、全く同じ大きさ、重さ、デザインで本体の連続再生時間のアップや(3.5時間から5時間)防水性能のアップなど、さらなるバージョンアップがされており、今回のモデルは過去最高のバージョンアップだといえます。
遅延はあまり感じない
初代モデル、Liberty Lite もそうでしたが、Bluetooth 5.0搭載のiPhone 8やiPhone XSでの利用ではYouTubeやTver、Amazon Primeなどを視聴しても体感的にはほとんど遅延を感じるほどではありませんでした。
音質はクリア
音質についても初代モデルからは内部構造の改善などがされているようですが、前モデルと傾向としては似ていて、全体的にクリアな音質となっています。
中高音もきれいになっているし、低音に関しては前モデルと比べて強化しているようですが、うるさすぎることもなく全体的にバランスのいい音質になっていると思います。
PUSH AND GO (イヤホンから取り出すだけで自動電源オンになる機能)がきちんと動く
初代モデル Liberty Liteのでも一度ペアリング登録すればイヤホンから取り出すだけでスマートフォンやiPhoneと接続されるPUSH AND GO機能をうたっていましたが(いわゆる自動電源オン機能)、3回に1回のペースで反応しないことがあり、つながっていると思って音楽再生しても起動していない、ということがよくありました。
また、充電ケースに戻すと自動的に接続が切れるはずなのですが、充電ケースに戻してもスマートフォンとの接続がきれず、スマートフォンから音がでない思ったら充電ケースの中でイヤホンから音が出ていたということがたまに発生していました。
初代モデルの最大の不満点であった、このあたりの不安定さは、このLiberty Neo 第2世代では全く発生せず、取り出せばオンになり、充電ケースにしまえばオフとしっかりと動いてくれるようになっていました。
微妙な点は未だにMicro USBであること
前モデルからそうでしたが、この新モデルも未だにMicro USBです。前モデルと大きく見た目も構造も変わっていないのでしょうがないですが、他社製品はほぼType Cを採用している中で未だにMicro USBです。
他の持ち物がType Cの製品が多い人は、この製品のためにMicro USBを使わなければなりません。
個人的にはあまり気になりませんけどね。
5000円程度のカナル型ワイヤレスイヤホンではおすすめ
音質や遅延に関しても個人的に満足いくクオリティであることに加え、上記した自動電源オンも過去モデルと比べてしっかり改善されており、さらには連続再生時間のアップなど全体的にかなり作り込まれた印象があります。
5000円の価格帯には他にもいろいろなワイヤレスイヤホンがありますが、個人的には動作も安定していること、安物クオリティでもなくしっかり作り込まれていると感じること、さらにAnker製品は18か月の製品保証があり万が一自然故障などが発生した場合もサポートが充実しているため個人的にもおすすめのワイヤレスイヤホンです。