【レビュー】中継機としても使えるルーターNEC WG1200CR

NEC WG1200CRの箱 レビュー

こんにちは。以前、WIFIルーターWG1200CRを購入しました。
この製品はルーターにも中継機にもなるんですよ!

突然ですが、つい先日でサービスが終了したどんなときもWIFI。
私は一時的にこれでインターネットに接続していました。

固定回線が設置できない環境の時に今までこちらでインターネットに接続していたのですが、どんなときもWIFIに接続するために使うモバイルルーターD1という機種は接続台数が5台までという制限があります。

その制限をなくすために中継機を経由して接続することで接続台数を超えて接続できると言われており(注意:本来の中継機の使用方法ではありません)、その中継機としてWG1200CRを購入していたため、レビューというほどでもないですが紹介します。

本来中継機は1階の部屋にあるWIFIルーター(親機)から2階の部屋への電波が弱い場合などに中継機(子機)を使用することで、電波をリレーすることができるという製品です。
上記の文章は本来の使用方法ではないためその点をご了承ください。

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WG1200CRの開封と概要(スペック)

NEC WG1200CRの箱

本体の箱はこんな感じ。WG1200CRの本体スペックはWIFI5(11ac)対応で通信速度 5GHz(11ac/n/a)で最大867Mbps、2.4GHz(11n/g/b)で最大300Mbpsとなっています。

推奨環境としては戸建て2階建て程度、マンションで3LDKの広さ程度に向いています。

最大接続台数は10台で、おおよそ2人から3人程度の利用を想定しています。
広い部屋の場合もっと出力の高い製品が必要になります。

最近は様々な機器がネットワークに接続する前提で作られているので、例えばスマートスピーカー(Amazon EchoやGoogle Homeなど)を使用していればそれらの機器も接続台数としてカウントされるのでそういう機器も含めて足りるか考える必要がありますね。

本体価格は2020年11月時点で4,000円を前後の価格で、WIFIルーターとしては安い部類です。

安いのにそこそこのスペック、中継機能もあるのでなかなかコストパフォーマンスに優れた商品ではないでしょうか。

NEC WG1200CRの開封

開封しました。同梱物は

  • 本体
  • ACアダプタ
  • LANケーブル
  • ガイド
  • らくらくQRスタート用のQRコード
  • 保証書

です。普通ですね。

NEC WG1200CRの本体

本体はこんなデザインです。かなりコンパクトで、なんとなくスマートなデザインです。

NEC製以外のルーターに中継機にも中継可能です

WG1200CRはNEC製以外の親機にも接続が可能ですが、「WPS」という機能を使った、ようはボタン一つでらくらくとセットアップできる機能で設定する場合は、親機はNEC製に限ります。

NEC公式サイトのオンラインマニュアルにも記載の通り、親機との手動で設定をすることで通常の中継機と同じように設定ができます。

手動設定はWG1200CRの管理画面のクイック設定Webにログインして行うことができるのですが、中継機モードで接続していると管理画面へログインするIPアドレスが変わるため、通常のアドレスで管理画面にログインにできなくなります。そのため、WG1200CRに割り当てられているIPアドレスを探し出す必要があります。

その場合、一番簡単なのはNECの公式アプリの「スマートリモコン」を使うと自動でログインアドレスを見つけてくれるため、アプリのリンクから管理画面へ飛ぶだけでアクセス可能になります。

もう一つの方法としては、強制DHCPサーバー機能という方法でアクセスする方法。この手順ですが、一度本体のACアダプタケーブルを外し、10秒程度待ちます。次に本体背面のスイッチ、「らくらくスタートボタン」を押しながら、ACアダプタケーブルを接続します。CONVERTERランプが緑点滅したら起動成功なのでボタンから放します。

NEC WG1200CRのポート

この方法でクイック設定Webにログインすることで、あとは通常の中継機と同じく手動設定することで、中継機として使用できます。

中継機としてもおすすめ

その後、固定回線のWIFIルーター(親機)やとして使用してみた感想としてもいたって普通であり、安定しています。

もちろん、中継機として使用してみた感想としても、速度の低下もなく、動作も安定しており中継機としても優秀だと感じました。

WG1200CRとWF1200CRの違いは?

似た名前の製品で同じようなデザインの「WF1200CR」という製品もあります。同じ最大速度で同じ11ac対応の製品なんですが、大きく違うのは中継機能があるかないかという点とカラーがホワイトという点です。「WF1200CR」は中継機能がありません。そのため価格がさらに安くなっています。

中継機能が必要なければ「WF1200CR」で。

「WG1200CR」は後々に中継機として使うことができるので、再利用できるという点で考えてもいいかもしれないですね。