やはりAppleのクレジットカードが発表されました!
以前より、Appleがクレジットカードを発行するのではないかと噂されてきましたが、ついに発表されました。
素材はなんと「チタン製」で、最大3%のキャッシュバックもあります!
Apple Card(Apple カード)を発表。アメリカは夏頃より発行開始。Walletアプリと連携
カードの素材はなんとチタン製。
なんと「Apple Card」のカードはチタンでできています。金属製のカードというと少し前に一部で話題になったLuxury Card(年会費約5万円から)やAmerican Expressのプラチナカード(年会費約13万円)などがあります。
Appleのロゴが入ったチタン製のカードは、カード番号、有効期限、セキュリティコードが一切表記されていないどころか、署名パネルすらありません。
カードには、契約者の名前だけが表記されています。そのため、もっとも安全なクレジットカードといえます。
このシンプルなデザインのカードを一体どうやって使うのかといえば、カード番号の登録などが必要なシーンでは、iPhoneアプリから確認をするようです。
ちなみに、Apple Cardは基本的にApple Payのタッチ決済(iPhoneをかざして支払い)がメインとなっていて、タッチ決済に対応していないお店では、チタン製の物理的なカードを差し出して支払いをするといった利用を想定しているようです。
なので基本的にiPhoneのApple Payとして利用するのがメインとなり、物理的なカードはタッチ決済が利用できないお店とiPhoneをつなぐためのツールのような役割になります。
そして後述しますが、この支払い方法によって、キャッシュバック(還元率)が変わります。
年会費、発行手数料など無料
もう一度いいます。年会費、各種手数料無料。このチタン製の美しいクレジットカードはなんと年会費も無料です。
デイリーキャッシュバック(還元率)
Apple Cardにはデイリーキャッシュバックというサービスがあります。デイリーという言葉通り、支払い分のキャッシュバックを毎日当日に受け取れるようです。そしてキャッシュバックの還元率ですが、
上記のApple公式画像のようにiPhoneでタッチ決済のApple Payを経由して(もちろんApple Cardを支払い先にしている必要があると思います)支払うことにより、基本2%のキャッシュバックを受け取れます。
通常の物理的なカード(チタン製カード)を利用して支払う場合は、基本1%のキャッシュバックとなります。
さらに、Apple製品やAppleのサービスの購入(Apple Musicなど)には3%のキャッシュバックを受け取ることができます。
まとめると、キャッシュバック方法には3種類あって、
- Apple Payでの支払い:2%のキャッシュバック
- 物理的なクレジットカードでの支払い:1%のキャッシュバック
- Appleから直接の購入:3%のキャッシュバック
となります。
見やすい利用明細
Apple Cardで支払った利用明細はすべてiPhoneの「Walletアプリ」で確認することができます。
AIにより、自動でジャンルを分類し、色分けやカテゴライズしてくれる機能もあります。
また、お店でカードを使用すると利用通知が届き、どこで何を決済したのかすぐにわかるようになっています。「Apple Map」と連動して、どこのお店で利用したのかも地図ですぐにわかるようになっています。
高いセキュリティやプライバシー
細やかな利用明細や利用通知の機能がある一方で、iPhoneの利用履歴、購入金額、利用店舗などの情報は一切Appleは入手していないとのことです。利用履歴などの情報はiPhoneのセキュリティ保護された保存領域にデータが保存されているのみで、Appleのサーバーにも保存されず、第三者にデータを送信することもありません。すべてのデータがiPhone内だけで完結されているそうです。