Appleは、App Storeにある有料のゲーム100以上を定額でプレイできるサブスクリプションサービス「Apple Arcade」を発表しました。
Apple Arcadeを発表。アプリ内課金なし、オフラインプレイ可能
Appleによると、現在App Storeには有料・無料含む30万以上のゲームがあるらしく、iOS端末のゲームプラットフォームとしての存在感は高いレベルにあります。
Apple Arcadeでは定額料金を支払うことで、サービス開始時点で100以上の有料タイトルがプレイし放題でできます。ゲームはすべてApple Arcade限定のタイトルとなっているようです。
また、ゲームに広告はなく、追加料金などもないようです。
オフラインプレイにも対応しているため、電波の入りにくい移動中なども快適にプレイができます。SIMを入れていないiPhoneやiPod Touchなどのモバイル通信に対応していないiOS端末もゲーム専用機として利用することも可能だと思われます。iPhoneで始めたゲームをiPad、Mac、Apple TVで再開することもできるマルチデバイス対応となっているようです。
日本を含む150の国で秋からサービスが提供予定となっていますが、現時点で料金プランの発表はなく、料金は未定となっています。現時点でわかっているのは、1つのプランですべてのゲームをプレイでき、家族で最大6人までプランを共有できるようです。
App Storeでは、iPhoneなどのiOS端末の性能向上に伴い高画質な大作ソフトなどもあり、そういった新たなゲームが登場するきっかけになるのではないでしょうか。
Apple Arcadeのサービス開始時点のタイトルはすべて限定タイトルということなので、どんな新作ゲームが出るのか楽しみでもあります。
個人的には、Appleが発表するまで噂の段階であんまり興味のわかなかったサービスでしたが、発表を見て少し楽しみになりました。こういったサービスって、GoogleのAndroidなど他社も似たサービスを提供してくれた方が盛り上がりやすく相乗効果になりやすいと思っています。GoogleもStadiaというゲームストリーミングサービスを開始したりと楽しみです。今までの課金ゲームばかりの状態から作り込まれたゲームが増えてほしいと思っている人は多いのではないでしょうか。
Apple Arcadeの公式動画です。