コストパフォーマンスにめちゃくちゃ優れたお得なタブレット「Amazon Fire HD 8 タブレット」の、良いところや残念なところ、おすすめの理由を解説しました。
私が利用しているのは2017年モデル (2018年7月現在最新モデル) になります。
Fireタブレットシリーズのスペック比較
端末 | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
価格 | ¥ 5,980 (2018年7月26日時点) | ¥ 8,980 (2018年7月26日時点) | ¥ 15,980 (2018年7月26日時点) |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック |
CPU、RAM | クアッドコア1.3GHz、1GB RAM | クアッドコア1.3GHz 1.5GB RAM | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア 2GB RAM |
コンテンツ | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカードスロット | あり 256GBまで対応 |
あり 256GBまで対応 |
あり 256GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントHDカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 10時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 295g | 369g | 500g |
カスタマーサポート | メール、チャット、電話、スクリーンシェア | メール、チャット、電話、スクリーンシェア | メール、チャット、電話、スクリーンシェア |
とこのようにFire タブレットには3つのシリーズがあるのですが個人的には真ん中のFire HD 8がおすすめだと思います。もちろん私が持っているのはFire HD 8だからというのもありますが、安さと性能のバランスが一番いいと思います。
Fire HD 8がおすすめの理由
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解像度が高い
Fire HD8は解像度が名前の通りHDディスプレイなので、1280 x 800の解像度があります。特にAmazonプライムビデオなどで映画を見るのに利用したいなんて場合は解像度が高い方が満足度も高いはずです。読書に利用したいと考えている方も、解像度が高い方が文字がつぶれにくく、目にも優しいので快適に読みやすいと思います。もちろん一番解像度が高いのはフルHD搭載のFire HD 10ですが、値段がFire 7 (¥ 5,980 )→Fire HD 8 (¥ 8,980 )→Fire HD 10 (¥ 15,980 )という価格差と性能差のバランスをどう受け取るかでしょう。
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ステレオスピーカーを搭載
Fire 7はモノラルスピーカー (スピーカーが一つしかない) のに対してFire HD 8からはステレオスピーカーとなっています。おまけにDolby Atmosという音声の処理も映画を観るときの臨場感は明らかにありますし、AmazonPrimeやYoutubeなどから音楽を再生しておくときも音に心地よさがあります。
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大きさと重さのバランスがいい
Fire HD 8のサイズと重さは214 x 128 x 9.7mm、369gとなっていますが、Fire HD 10までになると重さお500gになり、もちろん本体サイズも大きいです。その点Fire HD8は気軽に利用しやすいです。
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バッテリーの持ちがいい
公称値ではありますが、最大12時間持つバッテリーであり、Fire 7の8時間から4時間多く稼働となっていてモデル別の伸び幅も一番大きいです。実際に利用してみるとまじで持ちます。
実際に利用してみた感想
私はAmazonプライム会員でもあるので、Amazonプライムビデオやプライムミュージックなどを利用するのですが、もちろんAmazonの端末であるFireタブレットシリーズはこれらのサービスの利用を前提に作られた端末であるため、とても利用もしやすいです。
一般的なスマホやタブレットなどでホームと呼ばれる画面に自分の音楽や書籍、映画などがページ毎に表示されており、この端末が気軽に扱えて丈夫な自分の本棚 (もしくはホームシアター) というような感覚になりました。よく言いすぎな気もしますが、この安さとデザインの堅牢さがその気軽さを生み出していると感じます。
どんなアプリが使えるか?
Fire タブレットシリーズはAmazon独自のFire OSというものが搭載されています。OSって?という方はAndroidとかiPhoneのiOSとかは聞いたことがあるんじゃないでしょうか。OSが違うからじゃあなにが問題なのかと言われると、わかりやすいところでは入れられるアプリに違いがあります。Fireタブレットは独自のAmazonアプリストアを利用することになるので、そこで配信されていないアプリは利用できません (例えばLINEとか) 。ただ、ベースはAndroidをカスタマイズしたものになっているので、非公式な方法を使うとAndroidのアプリを利用することはできるようです。
良いところ、残念なところ
個人的にとても残念な点・・・それはやはり、上記でも述べたAmazonアプリストアの品揃え。例えばYoutubeアプリが公式のものがなかったり、Google MapなどのGoogle系のアプリはありません。どちらもブラウザから閲覧することはできますが。非公式な方法でGoogle Playストアをインストールする方法はあるにはあるようですが、そこまでして使いたいものでもないので私はしませんしあまりおすすめもできません。どんなアプリがあるのか一度購入前に確認しておくといいかもしれません。
やはりAmazonプライムビデオなどで映画を観るにしてもスマホより大画面でかつ気軽さがいいと感じました。たまにこれで音楽をかけたりもしていて、もちろんきちんとスピーカーに繋いで再生するよりも音質は変わりますが、それなりの音で聞けます。本体の容量も16GB・32GBのモデルがありますが、16GBで全然問題ないと思います。映画などは見終わったらどんどん消していきますし (そもそも時期によって配信されているものも変わる) 、このタブレットはSDカードに対応 (最大256GB) していて保存の制限なども特にないので、容量に関しては本体の安い16GBがおすすめです。
まあでも最近のスマートフォンは解像度が高く、iPhoneや高解像度のスマホを普段使っている方からすると、Fire HD 8がHD液晶といえどやはりフルHDではないわけだし、ピクセル密度も189ppiと少し画面の荒さは感じるのが正直なところ。それでも映画を観るときなどは微妙な画面の荒さもあまり気になりません。なので、文字主体の読書などを目的として購入するつもりであれば、Kindleなど別のものを購入された方がいいと思います。文字は荒さが目の疲れに直結すると思うので。と、言いつつも意外とブルーライトカット機能などが標準機能で備わっていて、通知バーを下げると簡単にオンにすることができたりと、本も読めなくはないです。おまけで読書にも使えるくらいの感覚がいいと思います。
横になりながら映画を見たり、その辺に置いて音楽をさらっとかけるみたいな使い方をしていますが、満足しています。